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さくらのレンタルサーバーのPHPをモジュールモードにしたらアホみたいに早くなった話

2019/12/13 2019/12/13 さくらのレンタルサーバーのPHPをモジュールモードにしたらアホみたいに早くなった話

さくらのレンタルサーバーのPHPをモジュールモードにしたらアホみたいに早くなった話

こんにちは。Nonです。
今回は僕の大事なクソアプリ'sが稼働している本番環境のレンタルサーバーについてお話したいと思います。

本番環境がレンタルサーバーってどうなの?

僕はかなりアリだと思っています。
というのも僕の考えるアプリって複雑な機能を必要としないアプリですし、基本的にPHPが動作すれば問題ありません。DBも使用できますし。(じゃないとWordPress動かない)

また、セキュリティも問題ないと思っています。レンタルサーバーだろうがVPSだろうがIDとPASSをしっかり守ること、知っていても簡単にログイン出来ないようすること、やることは対して変わりません。IP制限とかもできるサービスもありますね。

そもそも大半のHPはレンタルサーバーで稼働しているサイトが多いと思いますしね。

メリット

  • 安い。月額500円くらいで100GB使えます。ファイルサーバーやメールサーバーとしても使用できます。
  • メールの設定などすでに実装されているものを作成する必要がない。

デメリット

  • 環境の選択肢が有限。使用できる言語が限られたりする。
  • マシンパワーに依存してしまう。

僕の作ったクソアプリはユーザー数少ないのでまだパワー不足に陥ったことはありませんので、なんとも言えませんが、有名サイトや有名HPがレンタルサーバーで動いているのを考えると、ある程度のパワーも持っているのではないでしょうか?

herokuなどのサービスやAWSばかりに注目が行っていますがレンタルサーバーという選択肢は結構アリだと思っています。

PHPのCGIモードとモジュールモード

モード説明
モジュールモードApacheの拡張機能でPHPを直接実行するモード
CGIモードCGIプログラムを別途実行するモード

さくらのレンタルサーバーの公式HPでは

※自社調べ。スタンダードでCGIモード(PHP5.6)とPHPモジュールモード(PHP7.1)を比較。WordPress4.9.5を使用し、同一の負荷をかけた状態でWordPressページのソース表示リクエストの処理時間を計測しました。結果、CGIモード8.2秒、PHPモジュールモード0.5秒の処理時間となりました。

>なお計測値は参考となり、すべての環境で同様に表示速度が改善されるわけではなく、お客さまが運営するウェブサイトの構成などにより変化が見られない場合もございます。

とあります。

CGIモード(PHP5.6)とPHPモジュールモード(PHP7.1)で、PHPのバージョンに差異があるのは気になりますが、それを踏まえてもかなり早くなっていることがわかります。
最大16倍に高速化するそうです。

僕のクソアプリもかなり早くなった感あってうれしい

このnon'Laboも表示までかなり早くなったと思います。
まだ胸張って「良いアプリだ!」といえるアプリは作っていないので、他の例は挙げていませんが、現在新しいアイデアをアプリ化しているのでそのアプリでも体験してみてください!

その時はよしなに。

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